井上わたるの和光ブログ
和光市選出の埼玉県議会議員。埼玉県政や和光市のことをわかりやすく伝えます。
今日(3/22・金)の埼玉玉県議会は「委員長報告」です。
常任委員会が8つ、特別委員会が7つもある県議会では、
自分の所属していない委員会が情報を得ることが大切です。
和光市議会の時は、「総括質疑」といって
委員会での審議に入る前に、他委員会に付託された
議案について、聞くことが出来る機会が
全議員にありました。
しかし、県議会では、その総括質疑がありません。
形としては、委員会前に行う一般質問が
「議案及び県政に対する質問」ということなので、
この機会を利用して聞くことは出来ますが、人数の関係で
全員が出来るワケではありません。
そのため、和光市議会でいうところの“全員参加の総括質疑”は
ないことになります。
だからこそ、委員会での審議は終わっても、
本会議最終日の採決で賛否を表明するにあたり、
各委員会での審議内容の把握は欠かせません。
会派のメンバーから確認したり、
こうした委員長報告を聞くことで収集することが大事だと思っています。
ちなみに、今日は早朝団会議で、このあと準備して出勤です。
そして、昨日(3/22・木) は 議案調査日で
県庁に行きましたが、その前には2つの行事に
出席しました。
ひとつは、市内小学校の卒業式です。
広沢小学校の卒業式に出席させて
いただきました。
毎年、
・校長先生の言葉
・教育委員会の告示
・来賓挨拶(=市長や中学校の校長先生)
があり、多くは「その年に注目された著名人の言葉」が
引用されます。
去年までだと、イチローとか、小惑星探査機はやぶさの開発者とかで、
今年は、予想通り、
なでしこジャパンの澤選手、アップルのスティーブ・ジョブス などです。
ただ、今年の広沢小学校の校長先生の話は
誰の引用でもなく、ご本人の言葉として、
生徒へのメッセージをお話しされていました。
東日本大震災を踏まえてのお話でしたが、
「日本人としての誇りを胸に」といった言葉があり、
胸に響くものでした。
卒業生の皆様にも、きっと届いたものと思います。
さらに、その後は、知事公館で行われた
「狭山茶を楽しむ会」に参加させていただきました。
知事公館の庭を使って
「野点(のだて)」が行われました。
これは、抹茶の野点です。
※指が映り込んでるのはご愛嬌で。。(^_^;)
こちらは、煎茶の野点の様子。
抹茶は、庭園などに行った時に、
私も好きでよくいただくのですが、煎茶の御点前を拝見するのは
初めてでした。
この「狭山茶を楽しむ会」は、
放射能問題からの信頼回復・ブランド復活への取り組みの一環です。
既に全銘柄ごとの検査を実施、暫定基準値以下のものには
検査済みシールを貼っての販売が徹底されていますので、
それをご確認いただければ、安心していただけると
思います。
最後に。
私も非常に気に入っている
「狭山茶摘み歌」の一節を紹介して、今日のブログを
締めたいと思います。
“色は静岡、香りは宇治よ、味は狭山でとどめさす”
是非、皆さまにも、埼玉の狭山茶を
お召し上がりいただければと思います。
この1週間、更新できずに何をやっていたか・・・というと
視察に行きまくっていました!
17日以降、私が訪問した箇所を上げると
次のとおりです。
○重度の心身障害者施設 嵐山郷
○身体障害者施設 皆光園
○児童養護施設 おお里
○小児医療センター
○環境科学国際センター
その他、都内の政策研究所にも
伺ってきました。
(写真は嵐山郷にて撮影)
どうやったら、皆様にとって県政を身近にできるか?
これは私が常に考えていることです。
その答えの一つに、
まず、自分自身も埼玉県政に近づけていくことが必要だ
と考えました。
県立の施設、研究所、医療機関。
私も行ったことのない施設が数多くあります。
それを回って、埼玉県政が係るあらゆることを
肌で感じておきたいのです。
もちろん、「与えられた時間」 を使って見に行くワケですから
行った場所の報告もしなければと思っています。
今はこうしてブログに列挙するのが精いっぱいですが
今後は、それをMAP化できれば、と思っています。
さて。
この1週間で最も印象に残ったことを
インターンの学生に綴ってもらいました。
すると共に、嵐山郷という施設でした。
=川田くん=
最も印象に残っているのは嵐山郷です。今
まで政策というと外交や経済を想像していたし、
自分も将来そういったことに従事すると思っていた。
しかしそこは全く異質な空間であり、
改善しなければならないと漠然と感じた。
インターンがなければ知ることはなかったと思うし、今
後もこのような経験をしたい。
そして、
=関川くん=
重度の心身障害、身体障害、児童養護の施設を視察し、
普段の生活では見ることの出来ない場面を数々見ることができました。
特に嵐山郷で重症心身障害の方とお会いしたときは
正直衝撃を受けました。
しかし、この経験が一社会人になったときに
何らかの形で役立てばいいなと思います。
この嵐山郷は
埼玉県社会福祉事業団が運営する施設です。
施設の方もおっしゃってた言葉ですが、
まさに、他の社福などでは受けられない重度の方が
最後に頼る施設・・・だそうです。
私はケアワーカーの派遣の営業マン時代にも
障がい者施設を多く訪ね、市議時代も
障がい者施設に伺うことはありましたが
経験の中でも最も重度の方々でした。
こうした施設が県(⇒事業団)で運営されているということ
絶対に知っておかなければならないことだと思いました。
これからも、まだまだ県内訪問は続けます。
続けていけば、きっと、
道路にも地理にも詳しくなれるはずです。
今日は徹底して部屋を片付ける1日にしたいと思います。
資料・書籍がこの4年間で山のように増えました。
なるべく頭に詰め込んで、整理できるものは
整理してきたつもりですが、それでもすごい量。
今まで、市議会の「会派控室」に置いていた資料も
引き上げてきたので、ますます置き場がありません(>_<;)
連休明けから本格化する仕事に備え、
今日明日で集中的に行いたいと思います。
さて。。。
今回の市議会議員選挙では、「投票率の向上」をひとつの
サブテーマに添えていました。
なんせ、県議選の投票率36%は
立候補していた当事者が言うのもなんですが
やはり低い。。。
それを受けての市議選。
なんとしても多くの方に選挙に行ってもらいたいと思っていました。
県知事も「自粛するのを自粛しよう、特に選挙PRは。」と言っていたし、
和光市も防災無線で呼び掛けを行う等、
積極的なPRに努めたと思います。
特に、ホームページ上では
○期日前投票の速報
○立候補者の一覧(年齢・党派・性別・新現)
http://www.city.wako.lg.jp/home/busho/_6166/_10103.html
が公開されるなどの工夫もありました。
それでも、前回の42%からは2%下がって40.20%。
やはり課題が残った気がします。
地域別の投票率は公開されてます。
http://www.city.wako.lg.jp/home/busho/_6166/_10103/_10189.html
あとは、世代別の投票率 が気になるところです。
4年前の市議選は
20代=24.52%
30代=33.18%
40代=43.35%
50代=52.66%
60代=65.50%
70代=62.92%
でした。
年齢が若い人ほど低く、
上に行けば行くほど高くなる・・・という年齢比例をしています。
今回はどうでしょうか?
今、公表されたデータはありません。
前回は、私の一番最初の一般質問で公表されました。
出来れば、今回は和光市選管に頑張ってもらって
公表をしてもらえると、今回の選挙を通して
市民が改めて政治を考えるキッカケになると思っています。
さて。
私を含め、ここからがスタートラインです。
そして、選挙を通して「政治への関心」は
課題が残ったと思います。
市民に政治を身近に !
4年がかりの大きなプロジェクトのスタートでもあります。