井上わたるの和光ブログ

和光市選出の埼玉県議会議員。埼玉県政や和光市のことをわかりやすく伝えます。

2009.03.10
こんばんは。

今日、10番手として 一般質問 を行いました。

※取り上げたテーマはこちらを参照ください。
http://inouewataru.blog.shinobi.jp/Entry/485/

詳細はまた後日お伝えしたいと思います。



今回、全編に共通して発信したメッセージは

「施設建設は計画的に。」 そして 「ニーズ把握は慎重に。」

です。


それと、昨日のことですが、
定額給付金関連の補正予算を審議⇒全員賛成⇒成立 しました。

給付までのスケジュールや注意点などを確認してきたので
一般質問のご報告より先に、明日、まとめてお伝えしたいと思います。



  


2009.03.07
こんばんは。

今日は、富士見市で行われた
「新河岸川広域景観プロジェクト オープニングフォーラム」
参加してきました。

※詳細はまた来週、お伝えしたいと思います。


さて、私の一般質問ですが、
来週 3月10日(火)の10時45分頃~ 始まります。
 
※開始時間は予定です。若干の前後が予想されます。

今回で、8回目の一般質問。
そして、議員の任期の折り返し地点となります。


今回の一般質問のテーマは、次の6つです。

===

1、マニフェストの再検証

  (1) 職員給与に成果主義の導入
  (2) アダプト制度(公共施設の協働管理)


2、スポーツ政策

  (1) 市民のスポーツニーズ
  (2) 総合体育館の利用状況
  (3) 小・中学生の「体力テスト」


3、アーバンアクア
  
  (1) 現時点の計画について
    ア、計画の進捗
    イ、協働型管理(荒川河川敷教習所跡地利用も踏まえて)
  (2) 提案 『市民の集える場所に』
   ア、鳥取方式による芝生化
    イ、プレイパーク構想


4、市政運営に子どもたちの声を活かす

  (1) 学校施設整備に児童・生徒の声を
  (2) 子ども議会
  

5、市民に政治を身近にしたい
  
  (1) 期日前投票所の増設
  (2) 和光市長選挙 投票率向上の取り組み
  

6、道路整備

  新倉2丁目周辺のコンクリート道の改善について


===


以上のテーマです。

可能な限り、わかりやすい質問にしますので
よければ傍聴にお越し下さい。

(※予約は必要ありません。議会事務局に立ち寄るだけ。)

 



2009.03.06
こんばんは。

今日から「一般質問」が始まりました。
私は、来週10日(火)の10時45分頃~ 始まります。
※前任者の進捗によって、前後します。あくまでも目安です。

なお、取り上げるテーマは明日のブログをご覧ください。


さて。


それでは、昨日に続いて文教厚生委員会報告の「その3」
お伝えします。


今回の文教委員会には、保護者の方を中心に800名の方の署名とともに
「交通立哨指導員の予算・施策の拡充を求める陳情」が提出されました。

立哨指導員・・・というのは、実は和光市など限られた地域で
使われている言葉なので、ネットで検索してもほぼ和光のことが表示されます。

いわゆる、「緑のおばさん」のことです。


和光市は、通学区が広がっていることや、
歩道が整備されていない箇所も多いことなどから
通学路の中に、こどもたちだけでは危険な箇所があります。

その危険箇所に、立哨指導員の方に立ってもらい、
(もしくは引率してもらい)子どもたちの安全を守ってきました。

しかし、限られた予算の割り振りの中で、
来年度から、新規に危険な箇所に配置する代わりに、
これまで配置されていた複数の箇所が取りやめになったのです。


そこで、保護者の方を中心に
立哨指導員の配置存続を求める陳情を提出されたのです。



【ポイント】は、

・取りやめた個所は相変わらず危険のまま。
⇒看板の設置などで、交通マナーを呼び掛ける・・・といった
代替え策も一部、市役所側からは示されましたが・・・十分じゃないですよね。


・12月に学校側に廃止の情報が伝わっていたにもかかわらず、
保護者へ説明されたのが2月・・・という学校もあった。
⇒一方で、12月のうちに保護者が知っていた学校もあった。
学校によって、保護者と学校が対応を協議する機会のなかった学校もある。

==


委員会のメンバー全員が、この趣旨に賛同し、
「立哨指導員の配置を再度検討するべきだ」という意思で
統一されました。

・・・しかし、問題はこの先。 


昨日お伝えしたように、今、私たちが平成21年度=来年度予算を
審議しています。


「今のままの来年度予算を認める」
それはつまり・・・「廃止を含めた新体制を認める」、ということです。


逆にいえば、陳情を「採択する」ということは・・・
つまり、来年度予算案に反対する。ということになるのです。


ここで、対応が割れました。


「予算案には反対したくない・・・でも、この陳情の意は酌んであげたい・・・」



そう考える議員が多数派となる中、

『陳情の趣旨は十分にわかりました。その趣旨を市政に届けます。』

という“趣旨採択”をすることになりました。



普通、陳情は、「○」か「×」かの二択です。

しかし、「趣旨採択の動議」が提出されると、
趣旨採択に「○」か「×」かの二択になります。

その二択での判断となったため、私も趣旨採択に「○」の姿勢を示しました。



その上で、趣旨採択するだけでは実効性がないと考えるので
私は「予算案」に反対する、という決断をしました。

その理由は・・・

「趣旨採択」を届けただけでは、予算主義の行政を、
こどものために立指導員を置く・・・という政策転換にもっていけない、からです。


もちろん、趣旨採択をした時点で文教委員長(=荻野議員)から、
「この趣旨採択の結果を受け、教育委員会として真摯に対応してください。」
という言づけはしました。


しかし・・・私はこの2年間で、
いかに『予算』をもとに行政が進んでいるかを実感しました。


しかも、今回の経緯の中で、学校側と保護者側との連携不足が
指摘されました。

改めて、保護者側と協議をしていくと
もっと必要な箇所が上がってくるはずです。

そうした場合、今のままの予算の枠では対応できません。


・・・ひょっとしたら、「予備費」とか、不要額(=余ったお金)
あてることはできるかもしれませんが、
やはり 根本的に予算のウェイトを変えることが必要 だと考えています。


========


以上、3回に分けてお伝えしたのが、
今回の4日間の文教厚生委員会での審議内容と、私の姿勢です。


文教厚生委員会は私+2名が反対
それに対し、4名が賛成したので、予算案も「採択」されています。


しかし、同時に行われていた「総務委員会」「市民建設委員会」では
反対した議員のほうが多く、「否決」になっています。


最終的な結論は、最終日の「採決」に持ち越されますが
予算案が否決される・・・という大きな転換を迎えるかもしれない、
そのことをお伝えしておきたいと思います。

 
2009.03.05
それでは、続いて「どんな審議があったか?」
お伝えしたいと思います。


Q、「高齢者専門賃貸住宅誘致補助金」って?

A、市内に「有料老人ホーム」や
「複合型高齢者住宅」を誘致するための補助金です。
※デイサービスやショートステイ、在宅療養診療所、調剤薬局などが併設する。

  【コメント】
  私も兼ねてから、誘致のための要望を掲げていたので
  ひとつの方向性が出たように感じました。


==

Q、「待機児童」と「市外の保育園に預けているケース」は?

A、4月以降の想定で、
  待機児童数・・・134人
  市外に預けているケース・・・123人
   ※板橋区、練馬区が他市からの徐々に受け入れを制限してきている。

  【コメント】
  この他、保育クラブ(=学童)でも、待機が出ています。
  示された予算案に示された方策では、
  やはり根本的な対策に繋がらない印象を持ちました。


==

Q、図書館アドバイザーの費用が減額になった理由は?

A、今までの「年間200日勤務」から「週4日勤務」≒176日にしたため。

  【コメント】
  その他、学校図書費や図書館の費用は減ってきています。
  一方で、パソコンルームのために要する費用は
  生徒一人あたり 小学校で13,663円、中学校で17,372円。(※概算です。)
  パソコンは大事だとしても
  読書環境をもっと整えてあげたい、と思うのは私だけでしょう
か。


==

Q、中学校体育館改築調査委託料とは?

A、今後の整備方針を、設計コンサルタントに依頼する。

 大和中学校については、
 「今の場所に建てた場合」の授業の影響や
 今の敷地の中にどれだけの建物を建てられるのか?
 「他の場所に建てることができるか?」などの可能性を探る。

 【コメント】
 やはり、こうした検討が先に行われるべきだっと思います。
 慎重になればなるほど、完了時期がズレるというジレンマはあるのですが。

==

Q、中央公民館と坂下公民館で「テレビ」の購入が予定されている。
  どんな場所に置くテレビなのか?

A、事務室に置くテレビです。(地デジ対応にするため。)
  市民の方の目に触れるテレビではありませんが、
  災害の時の情報源として必要です。

  【コメント】
  「災害時のため」・・・と言われると、災害対策を推進してほしい私としては
  「う~ん」と考えてしまいますが、ただ、普段は絶対に市民は目に出来ない
  テレビです。 職員向け・・・?と勘ぐってしまいます。

  見積書にも「パナソニック液晶20型テレビ(事務室用) 8万5000円」となってました。
  世間が非常に厳しい中、もう少し我慢できなかったのでしょうか。。。


==

この他にも、様々な審議を行いました。

私自身は今回、詳細の『見積書』という強い味方がありました。
( 詳しくはhttp://inouewataru.blog.shinobi.jp/Entry/480/ )


毎回、「算定根拠は?」という質問をしてから詳細に触れていくという流れだったのが
その算定根拠は見積書を見ればわかる状況になったので
1回分の質問を省略できたのでスピーディーな審議に協力出来たと思います。


先程の「液晶テレビ」も、その『見積書』があったから発見できました。
より緊張感のある予算審議だったと思います。



さて・・・。

ここで紹介したのは、ごく一部ですが
途中にも書きましたが、やはり受ける印象は、
こどものための施策予算が少ないということです。
 ※及び その保護者の方のための施策。


その象徴となったのが、今回「陳情」として寄せられた
交通立哨指導員です。


「その3」では、陳情に対して、お伝えします。


                             つづく
2009.03.05
こんにちは。

今週 3/2(月)~今日3/5(木)4日間
文教厚生常任委員会では、補正予算 ならびに 来年度予算案
審議を行いました。


予算審議・・・というと、どういうことをするかというと、例えば

● 『○○事業』に予算1,000万円・・・これは、どんな事業ですか? 
とか

● 『臨時職員賃金』とは、具体的に、どの職種の方にいくらの賃金ですか?

● 『◇◇事業』を進めるにあたって、市役所側の体制は十分ですか?


といった具合に、『担当部門へ質問する』 という方法で
不必要な算出はないか、を見ていくことです。



初日(3/2 Mon)は、本年度予算に増額、または減額するための、

・一般会計           補正予算
・国民健康保険特別会計   〃
・老人保健特別会計      〃
・後期高齢者特別会計     〃
・介護保険特別会計      〃

を審議。

その他、「陳情」※後ほど詳しく の審査と
「視察」(改修工事の予算が計上されている、小学校施設を見てきました。)
へ行ってきました。


2日目(3/3 Tue)から、20年度予算の審議が始まりました。

=民生費=
・障害者福祉
・老人福祉
・児童福祉
・保育園

そして、来年度分

・国民健康保険特別会計 
・老人保健特別会計    
・後期高齢者特別会計  
・介護保険特別会計   

を審議しました。


3日目(3/4 Wed)は、教育費の審議です。

・教育委員会
・小学校
・中学校
・給食

です。


(その他、図書館、公民館、生涯学習なども漏れなく審議しています。)




そして、今日4日目(3/5 Thu)は、

・「陳情」の審査
・ 各 議案
(=予算案含む)の採決
・「陳情」の採決

を行いました。



この委員会の報告は、内容が多かったからこそ
今回だけでは終わらないようにしたいと思います。

「その2」・・・「その3」・・・と続けて報告します。



ただ、先に私の採決への賛否をお伝えします。

私は、今回、来年度一般会計予算について「反対」を表明しました。

その理由は、これからブログや、この先の議場の中で
私・・・もしくは、会派を通して、語っていきます。


ただし、一番のポイントは、
子どもを大切にする予算への転換を求めたい
ということでした。


それでは、「その2」へ。


 
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