井上わたるの和光ブログ

和光市選出の埼玉県議会議員。埼玉県政や和光市のことをわかりやすく伝えます。

2007.12.20

こんばんは。


今日は「休会日」で議会はお休みです。

<一般質問の最終日>と<閉会日(=最終日)>の間には
必ず今日みたいな休日を挟みます。

私は、今日は成増駅にて街頭活動をさせていただきました。
『配るブログ』を受け取っていただいた150名の皆さま、
ありがとうございます。

明日は本年最後の駅立ちです。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

さて、今日は先日の一般質問のテーマ2
「高齢者介護と障がい者の地域医療・地域包括ケアについて」を
ご報告したいと思います。


Q1、高齢者ケアは今度どう進めるか?

A1、コミュニティケア会議など、チームケアを推進し、
利用者の状況に合ったサービスを提供してまいります。


Q2、障がい者の“生の声”をどう取り入れるか?

A2、障がい者本人・または家族から声を集めます。
アンケートや戸別訪問を利用しておこないます。
その声をもとに、「【第2次】」障害者計画」を策定してまいります。


Q3、グループホームの設立支援は?

A3、当事者&家族などから、実態把握に努め、
トータル的な支援策を確立していく方向です。


Q4、精神障害の方の予防政策は取れないか?

A4、認定を受けていない人への啓発や呼びかけを行うとともに、
精神通院医療費の本人負担分を助成している。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

などのやり取りを行ないました。


 


2007.12.16
こんばんは。

昨日のブログでお話ししたように、今日から
12月議会 一般質問の「質問と回答」をご報告したいと思います。

 ※別の報告テーマがあったら、他の話題を取り上げます。
  年内には全てご報告できると思います。


全てを発言通りに載せることはできませんので、
ダイジェスト版としてご覧下さい。


今日は、発言テーマ 1  「駅北口整備」です。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

Q1、北口整備の進捗状況は?

A1、約11.3ヘクタールを事業区域と定め、
18年度内(=3月末まで)に、県からの「認可」を目指す。
そのための「縦覧」(=関係権利者への意見収集)を
1月~2月頃に実施する予定。


Q2、北口にどんな機能を持たせるか?

A2、警察と協議して計画中。
また、今後、市民の方からも意見を求めるように考えている。
具体的には、「バス停」「タクシー乗り場」「ターミナル(=自動車乗降場)」を
含んだ “交通広場” を検討中。


Q3、北口の地下利用は?

A3、地下を自転車駐輪場として利用することを検討中。
南口と同規模とすると、収容台数は、3,000台程度を想定。

⇒<井上の意見>
およそ4,500㎡の地下空間が利用できるという計算です。

自転車駐輪場は必要と思いますが、これだけの空間、
市民の声を聞いて、よりよい利用ができるように計画を進めることを提案しました。


Q4、自転車駐輪所脇の歩道(=喫茶店横の歩道)の
暗所対策はできないか?

A4、あの歩道は雨水幹線(=下に雨水を流す管がある)ため、
技術的に、街灯やフットライトの設置が可能か、調査を行ってみます。


Q5、北口の電線地中化は?

A5、その方向性で話を進めています。

⇒<井上の意見>
南口のように、整備した後、掘り返したりすることのないように、
当初計画から盛り込むように提案しました。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

概略では、以上のようなやりとりでした。

9月議会で「施行規程」というのが可決して、一歩進みましたが、
これからもまだまだクリアしていくステップは多くあります。

これ以上、遅れていくことがないように、
そして、市や地権者の想いだけでなく、
利用する市民の声も多く活かされるようにしていきたいと 思い、
この質問を行ないました。



2007.12.14
こんばんは。

今日の一般質問2日目は、4名の議員が質問を行ないました。

同じ4名でも、昨日は終わったのが、午後5時15分。
今日は、午後3時30分。

ひとりがどれだけ時間を使うかによってこれだけ変わってきます。
(※昨日は私を含めて、全員が時間をフルに使っていたということですね。)

さて、昨日傍聴に来ていた方から、嬉しい一言をもらいました。
「井上の質問は聞き取りやすく、わかりやすい。」
言っていただきました。

私自身も、そう思っていただけるようにと、意識しています。

傍聴に来た方がわかりやすいように、
あとから議事録を読んでも、議論の様子が伝わるように。

もちろん、内容も深めなければいけないので、
調査・研究は今後もじっくりとやっていきたいと思います。

また、聞き取りやすい・・・というのは 演劇 (※HPの「趣味」欄参照)を
やってたのが役に立っているかもしれません。

新入りの1年生の時は、発声練習ばかりやっていましたので。。。(^_^;)



一方で、
「市役所の部長さんの答弁が難しく、何言ってるかわからない。」
ともご意見をいただきました。

一般質問では、質問内容に適した担当部署の部長さんが回答します。

各部長さんは、専門知識を有しているため、もともと詳しいし、
答弁には多くの専門用語や条例・〇〇計画、細かな数値、、、とかを用いて回答します。
(また早口だったりもします。)


私たちも、メモをとるのだけで精一杯な時もあります。


具体的な策が思いついているわけではありませんが、
例えば、特に市民が関心を寄せるテーマの時は、
市役所側の答弁も含めてより伝わりやすい議会にしていく必要があるでは・・・
と思っています。


 
2007.12.13
こんばんは。


今日から来週の19日(水)まで、各議員の一般質問が行なわれます。

今回は、19人の議員が一般質問を行う予定です。
私は、今回は3番目です。


初日の今日は、午前中に2名が行ない、
私は午後1時15分から行ないました。

13:15~13:30 登壇質問
13:30~14:00 市役所側の答弁
14:00~14:40 一問一答での質問&答弁
  ~休憩~
14:55~15:20 一問一答での質問&答弁(続き)

休憩を挟んで約2時間、やらせていただきました。

議論の内容や成果は、
また改めてご報告させていただきたいと思います。

今日は、私の「登壇質問」でどのような内容を行なったのかを
この後、載せておきます。

長いですが、よければどうぞご覧下さい。

それと、私の時間に合わせて、4名の方が
傍聴に来てくださいました。

見てくださっていることで、私も大変励みになりました。
ありがとうございました。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


 今回、私は7つのテーマを取り上げさせていただきます。それでは、通告に従い、発言順位1-「駅北口整備」から、一般質問を行ないます。
--------------
 
9月議会にて、「和光市駅北口 土地区画整理事業施行規程」が可決、成立しました。今後、県の認可取得に向けて事業は進んでまいりますが、現在の進捗状況を伺います。
また、「縦覧」について…地権者・市民の声もできる限り、取り入れるように期待しますが、今後の予定を伺います。

次に、駅前機能・地下利用についてです。

既に「都市計画街路」「区画街路」「特殊道路」「公園」などの計画は示されておりますが、特に駅の利便性に直結する、駅前交通広場や近接する箇所に、どのような機能を持たせる計画を検討しているのでしょうか? 
そして、地上だけではありません。南口で地下利用がされているように、北口の地下利用も、早い段階で方向性を検討すべきと考えますが、いかがでしょうか?

そして、施行規程成立で一歩進んだといっても、平成35年までを視野に入れた計画です。現状での安全対策などについては、この計画の進捗とは別に、今後も率先して取り組んでいただきたいと思います。
一点、具体的な事例を申し上げますが、北口の駐輪場脇歩道の階段付近、夜は非常に暗いのですが、街灯を設置する、フットライトをつけるなど…この歩道に対して何らかの暗所対策はできないかを伺います。

--------------
続いて、「地域ケア」について伺います。

私は、文教厚生委員会の視察で、滋賀県 東近江市を訪問し、地域ケアについて話を聞いてまいりました。
今後、和光市では2015年の高齢者、精神・知的・身体の3障害を包含する地域密着型の「地域包括ケアシステム」を目標に、高齢者・障害者政策を進めていくことになります。

まず、高齢者ケアについて伺いますが、他自治体から先進的な取り組みと評される和光市ではありますが、高齢者の隠れたニーズや、市として提供できるサービスには、まだ余地が十分にあると考えます。
そこで、今後、和光市で検討している政策や、整備を進めていく制度について伺います。

次に、障害者ケアについてです。障害者自立支援法が成立し、平成18年4月から新しい制度がはじまりました。  その法律の下、自治体は障害者の自立のための支援を提供していきます。
その時、求められるサービスの内容や的確な必要量をいかに掴むかは、「スクリーニング」から導き出せると考えております。

高齢者の場合には、平成16年12月から翌年1月の期間、2,200名を対象に調査を実施、また高齢化率の高い地区への個別訪問を実施しておりますが、障害者についてはいかがでしょうか? 障害者の声を積極的に聞きにいき、生活機能を把握するための取り組みの、実践状況を伺います。

そして、国の施策も「入院医療中心から地域生活中心へ」と方針を打ち出しています。しかし、現状、障害者の地域ケアを実現するためには、病院退院者のためのグループホーム整備といった〈短期的〉取り組みと、地域医療 つまり 在宅医療の整備・地域交流といった〈中長期的〉な取り組みとを合わせて整備しなければなりません。そこで、和光市の、現在そして将来的な体制作りを伺います。

--------------
 順位3「自転車利用について」、伺ってまいります。

この度、道路交通法改正により、「自転車は車道通行が原則」としながらも、
・安全性を考え、歩道通行がやむを得ない場合
・大型車が通行する道路
・幼児、高齢者が運転する場合 などは
歩道通行を認めるとされました。

 和光においては、ほとんどの道路がこれらのケースに相当するため、通行に大きな変化はないと思われますが、この改正に合わせて「自動車、自転車及び歩行者の通行場所を可能な限り分離することが望ましい」との方向性も示されています。そこで、この改正を受け、今後の道路行政・都市整備・安全啓発にどう反映させていくかを伺います。
 
次に、「和光市駅周辺の自転車対策」について伺います。

現在、ポールの設置などの取り組みを行なっていただいていますが、結果、今度はその自転車が駅構内にまで入り込むという状況になりました。
 そこで、東武鉄道との協議の進捗や今後の対策について伺います。

 また、平成18年度実績によると、南口駐輪場の利用率は、定期・一時利用ともに、7割台とのことです。駅周辺の違法駐輪自転車の一番の解決策は、地下の駐輪場に誘導することだと考えますが、市の取り組みを伺います。 

 次に、「自転車活用のまちづくり」に話を移してまいります。この提案をする前にお尋ねしますが、司法研修所バス停横の植え込みに、違法駐輪自転車が多数置かれていることについて状況を把握しているか、伺います。
 この場所は和光市内だけでなく、練馬区から自転車で来た人がここで停めて、そのままバスに乗り込んでいきます。
 そこで、ただ規制するのでなく、私はこれを逆手にとって、「サイクル&バスライド」を提案できないかと考えております。

サイクル&バスライドは、自転車の駐輪スペースを設置し、そこをバスに乗り換える拠点とすることで、駅周辺に入る自転車の数を減らすことに繋げられます。先ほどの駅周辺の自転車対策の一つともなり得ると考えられますが、いかがでしょうか?

 また、その他の活用例として、「放置自転車を利用したフリーサイクル」はいかがでしょうか? 昨年度は、340台近くの放置車両が廃棄処分されたと聞きました。これを利用して、誰でも自由に利用できるフリーサイクル制度を導入できないか、伺います。

----------
続いて、順位4「緑化政策」について伺います。

「和光市環境基本計画」の実行計画には、平成22年度、
・保全緑地の面積を平成15年度当時の数値より減らさない
・農地面積の減少も、10%程度に留める
としています。
平成19年度、現時点での達成状況、そして、この間の緑を創出するための、具体的な取り組みを伺います。

 そして、緑化政策の中で、近年、技術の進歩やまちづくり・景観形成の観点からも注目されているのが『屋上緑化』です。
現在の和光市の屋上緑化への取り組み、及び、今後この屋上緑化をどのようなスタンスで推進するのかを伺います。

--------------
続いて、発言事項5 「総合福祉会館の交通対策」について伺います。

 現在、市内循環バス南コースは〈南公民館先回り〉と〈白子コミセン先回り〉の2ルートありますが、いずれも総合福祉会館に行く場合は、「南一丁目」、「二軒新田」のどちらかで降りることになります。

 しかし、この総合福祉会館は、視覚障害者や足腰の悪い高齢者も利用します。その方々がバス停から移動するのは、大変不便な状況となっています。
 そこで、施設の入り口にバス停を新設し、高齢者福祉センターのバスが通る経路と同じコースを走り、二軒新田に再び抜けるように、コースを変更してはいかがでしょうか?
 
 先ほど主な利用バス停の話をしましたが、多くの方は、二軒新田バス停を利用します。本来なら、司法研修所前交差点にある、横断歩道を渡って、バス停まで歩くべきなのでしょうが、非常に遠回りになるため、現在の利用者の状況をみていると、バス停に近い駐車場側から側道を渡っています。しかし、ここは車の速度も速く、非常に危険な場所となっています。何らかの安全対策は取れないでしょうか、伺いたいと思います。

 また、その二軒新田バス停ですが、小さいベンチはあるものの、複数の高齢者が座れるベンチや屋根はありません。
①のコース変更が実現すれば、この要望は不要ともなりますが、この点に関しての検討はいかがでしょうか、お考えを伺います。

--------------
次に、発言順位6「使用料見直し」についてです。

 この使用料見直しは、広報わこう10月号に初めて掲載されました。その時は「トピックスわこう」のコーナーで紙面片側の6分の1程度で、概要とパブリックコメント募集の記事が簡略的に載っていました。

その後、各施設での掲示、施設利用団体への連絡が行われましたが、掲示の場所が目立ちにくく、また利用団体への連絡の時期が非常に遅いということがありました。
ホームページは情報量が豊富ですが、多くの方が、パソコンを使って情報をチェックしているわけではありません。

 パブリックコメントの期間も「原則20日以上は設定する」という市民参加条例の最短期間に、わずか1週間加えただけというものでした。

 ですが、その短い期間・限られた広報の中で多くの市民が声を寄せたために、期間の延長、説明会の追加開催、広報の特集など、市の姿勢を動かしたのだと思います。

 今回のこうした経緯、市でも十分な反省点があったからこそ、追加対応を取ったのだと思いますが、このことをどう捉え、また今後の使用料見直しについて、どのような広報と意見収集を行なっていくのか、伺いたいと思います。
 
また、12月の広報わこうに追加特集が掲載されましたが、私はその掲載内容に関しても、市民に対して不十分な情報提供だったのではないか、と考えております。

 具体的な理由を挙げると、「利用者負担やむなし」、という方向性を非常に強く感じられたこと。
そして、用語・表現が難しいということです。基本方針案の表現をそのまま用い、「減免対象」は、「障害者及び65歳以上の団体が利用するとき」といった表現は、特にこの年齢の方が多い団体には誤解を生むことが予想されます。

また、減免対象の変更について表した「現在の免除団体を50%減額」という表現も、具体事例がなければ、わかりづらいものです。

 今後の広報では、こうした「表現方法」についても、市民の立場に立って、十分に検討していただきたいと思いますが、いかがでしょうか?

 次に、「稼動率」について伺います。
はじめに、今回の見直し案では、各施設の目標稼働率を設定していますが、現状の稼働率と比較して、全て稼働率が上がるよう設定されています。

まず伺いますが、この目標稼働率はどういう根拠で定めたものでしょうか?

 そして、これまでの説明では、「公共施設予約システムの拡大」と、「市外料金の撤廃」などが、稼動率向上策である、としていますが、私にはその策によって、稼動率が向上するとは思えません。

 何より、使用料負担の方向性の提示を受け、中にはサークルの活動回数の削減を検討せざるを得ない団体や、継続すら危ぶまれている団体もあります。
 単なる「努力目標」としての提示でないのならば、導入された場合の影響をもっと検証するべきだと思いますが、いかがでしょうか?

 また、今回の使用料算出の計算式には、個人利用・貸館利用のいずれにも「稼動率」が含まれていません。
 民間の施設であれば、来場者・利用者数をもとに、維持コストなどと比較し、採算を考え、使用料…つまり、価格を設定します。それが今回の算出には含まれていません。

 このような算出を用いて、将来的に制度を維持していけるのか?その点について伺います。

------------
最後に、順位7「市民参加」についてです。

パブリックコメントは、市民参加の「いち手段」ですが、これまであまり活用されていませんでした。

市として、市民のパブリックコメントという制度の理解度・浸透をどう捉えているのか? また、今後参加を増やすためにどのような施策を行うのか?を伺います。

そして、この他にも様々な手法を用いて、市民への情報発信に取り組んでいただきたいと思います。
アンケートに関しては、積極的に市職員が出向いていって行うアンケートや、その場にいなくとも、郵便・インターネットなどで参加したい人が参加できるアンケートにしていただきたいと思います。

 メールマガジンについては、平成17年の9月議会でも提案がされていますが、その後の検討はいかがでしょうか?

市民が、好みのジャンルのメールマガジンを選択できたり、先ほどのアンケートと連動させたりと、他の自治体でも取り組みは盛んです。現在の検討状況を伺います。

 そして、行政番組については、私が視察に行った滋賀県東近江市で実践していました。東近江市では、ケーブルテレビを利用して、市政情報のみならず、公民館で行った講座も放映しています。
 先進例には、ケーブルテレビ以外にもインターネットでの番組配信といった手法もあります。市の考えを伺います。

以上の質問、提案をさせていただいて、私の1回目の質問といたします。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
2007.09.16

こんばんは。

それでは、14日(金)に行なわれた一般質問のご報告を
させていただきたいと思います。


一般質問は、1人 持ち時間 30分です。

※この30分はあくまでも、井上がしゃべる事の出来る時間=30分、
ということなので、市役所側からの答弁時間は含みません。

今回、私がテーマとして掲げたのは、

~発言事項~ 

Ⅰ、和光市の都市像について 
   ~10年、20年先を見据えた都市構想~  
①和光市の景観・街並み・都市機能について  
⇒「子育て支援マンション」認定制度の検討  
⇒「親子カフェ」の開設  
② 駅前通り(市道475号線)電線類地中化工事について  
③ 地中化工事に伴う街路樹の扱いについて  
  
Ⅱ、各研究機関との連携  
① 和光市との学術連携について  
② 地域との連携  
③ 和光市土地利用について  
 (留保地・外環道路上部利用について)  
  
Ⅲ、「働く」ということ  
① 市民の就業機会拡大政策  
② 地域職業相談室の開設について  
③ 介護労働者支援 及び 人材確保のための施策  

です。

議場でのやりとりについてですが、正式な文面で皆さまに
お伝えできるのは、私が壇上で話した
『第1回目』の質問だけになってしまいます。ご了承ください。

第1回目に対する市役所の回答や、その後の一問一答は、
全てをメモに残せたわけではないので、
残念ながら、ここで披露することが出来ないのです。

普通、議事録は3ヵ月後に出来上がります。
そこで現在、私達議員は、議事録を少しでも早く市民の皆さんが閲覧できるように
要望を伝えていっているところであります!

それなので、若干中途半端ではありますが、
井上の第1回質問事項を下記に綴ります。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

おはようございます。
この9月議会、トップバッターを務めさせていただきます。
それでは、通告に従い、一般質問を行ないます。

--------------

 発言事項1-「和光市の都市像について」から順次質問してまいります。

 先日、ある雑誌の「住みやすいまちランキング」で和光市は首都圏202市区のうち、
41位にランクインしました。このランキングは、団塊世代にとって、住みやすいまちを
ランク付けしたものです。

 さて、そうした評価を受けている和光市ではありますが、人口増加率9.3%という
数字を見てわかるように、現在、若い世代、とりわけ子育て中の世代が
非常に多くなっています。

 和光市は今後、子育て世代に始まり、団塊世代や高齢世代まで、幅広い年代にとって
住みやすいまちづくりを行なっていかなければなりません。

 そうした長期的な都市像は、「総合振興計画」に綴られておりすが、果たして現状は
その通りに進んでいるでしょうか、 年々住宅整備は進んでいますが、
統一感や個性の発揮とはいかず、代わりに農地や緑地は減少しています。

 そこで、今後10年・20年を見越して、和光市の景観・街並み・都市機能を
どう考えるか? 

 第3次総合振興計画後期基本計画と現実との比較をどう考えるかを踏まえて、
市の今後の都市構想を伺います。


続いて、駅前通り、市道475号線、電線地中化工事に関して伺います。

 去る8月8日には駅北口都市区画整理事務所にて、この電線地中化工事の
説明会が行なわれました。私も参加を致しましたが、数名の参加にとどまり、
この場を見る限りではありますが、
市民への情報公開や意見交流という意味では、不十分に感じました。

 電線地中化工事は、ともすれば地権者や商店街の方々のみが
関連するものと思われますが、この駅前通りは多くの市民が通勤・通学に利用し、
市外から来る学生やサンアゼリア利用者なども
この通りを利用します。まさに市民全体にとっても大きな関わりを持つ事業であります。
そこで、ここまでの工事過程における市民への情報公開・意見徴収の実績について伺います。

 

次に発言事項2-「各研究機関との連携」について触れてまいります。

 和光市には、理化学研究所・司法研修所・税務大学・裁判所職員総合研修所など、
多くの研究機関が集まっています。このことは、総合振興計画の中でも、
『和光のまちづくりにおける特徴のひとつである。

そして、学術連携のありよう有り様によっては、教育活動をより高度で創造的なものに
変革できる可能性がある』と述べています。

 そこでまず始めに、現状での学術連携の実績について伺います。

 次に、先程挙げた施設へ研究・研修に来る方の多くは、
市外から来ていると言えます。滞在期間はまちまちですが、その期間中は、
和光市で生活することになります。地域との連携は欠かせないことだと思います。

 その視点で言えば、私達市民は司法研修所の運動場使用や、理化学研修所の
一般公開などでこれら施設と触れ合う機会を得ています。しかし、その一方で、
研修生の増大でバスの混雑が引き起こったり、夜間に駅や住宅地で騒ぐ者がいたりと、
問題も抱えています。

 これら研究施設が「地域資源」として市民が愛着を持つためにも、
こうしたトラブルは市が緩衝材となって防いでいくべきと考えます。
この点に関する市の考え・対応を伺います。

そして、先日の全員協議会において、外環上部利用計画案は、市葬祭場の他、
市役所出張所、リムジンバスターミナル、宿泊施設の機能を持つ計画であるという
具体案が示されました。

このうち「宿泊施設」及び「リムジンバスターミナル」については、
特に学術機関との関係で必要性が高まるということでした。
この点について、市の見解を再度伺います。


最後に発言事項3-「働く」ということ、をテーマに伺ってまいります。

 本日の一般質問では、和光市の将来像について触れておりますが、
その街で長く充実した地域生活を送るにあたって最も重要なことは、安定した雇用機会が
そこにあることだと考えております。

 和光市は都市近郊でありますが、産業や労働を都内に依存するのではなく、
身近に就労の場があることは市民にとって大変有意義であります。

 そこで、市民の就業機会の拡大政策をどのように実践するのか伺います。
総合振興計画でも「労働環境の整備」や「市民が働く機会を平等に得るための支援」を
進めると謳ってありますが、昨年度の市の事業としての「職業斡旋」の成果はいかがでしょうか? 

また決算カード等に記される「産業構造」、平成12年度国勢調査によると、第1次産業は1.0%、
第2次産業は22.6%、第3次産業は74.1%となっています。

平成2年と比較しても、第2次産業が10ポイント減少し、
代わりに第3次産業が10ポイントを増やしています。
そこで和光市の将来に向けて、どのような産業を発展・育成していくのか、その考えを伺います。

また、雇用機会を増やす、という意味では、
市役所及び関連機関が積極的に業務開放していくことが求められます。
その実施状況を伺います。

次に「地域職業相談室」の開設について触れてまいります。
この地域職業相談室については、過去の議会でも取り上げられておりますが、
和光市の人口増や雇用情勢を鑑み、再度その開設に向けての可能性を探るものです。

まず、近隣の地域職業相談室の状況をお尋ねするとともに、
仮に新規開設した際の、費用対効果をどのように考えるか、お伺いいたします。


以上で、質問1回目を終わります。



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


ここまでです。

大体8分くらい話しておりました。
この後、市役所側からの答弁が、各関連部署から回答をうけて、
一問一答の流れに入っていくのです。

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