井上わたるの和光ブログ

和光市選出の埼玉県議会議員。埼玉県政や和光市のことをわかりやすく伝えます。

2008.11.02
こんにちは。


今日は、西大和団地の防災訓練でした。

さすがに2週間前に和光市主催の防災訓練があったばかりだったので、
参加した方は(昨年に比べて)少なかったです。

ですが、今日参加してみての感想。

「市の防災訓練で、市としての防災体制を見た上で、
身近な防災訓練を実際に経験すること― 」

これはとても重要だと感じました。


市の防災訓練は大がかりではありますが、
その分、参加人数が多いため、直に経験することは難しい構成だったので、

今日は消防署の協力もあり、

・AED
・煙体験
・消化器訓練

を経験することができました。


さて。


先程から話に出している「和光市防災訓練」ですが、
まだこのブログには綴っていなかったので、その様子を
写真を中心にお伝えしたいと思います。





当日の朝は、各自治体ごとの集まって、会場となる樹林公園に
向かいました。

ぞろぞろ各方面から集まってくるその様子は、
ちょっと臨場感を感じさせました





これは、「救助犬」が救助を行っている様子です。





屋外での救助訓練の模様を見学した後、
参加者は総合体育館に配備されている防災備品
見て回りました。

この写真は、プライバシー確保のための「ついたて」です。
簡単に組み立てられるようになっています。

また、クッション性の素材で出来ていて柔らかい、ということと
断熱性もあるそうなので、例えば冬でも床に座るより
ずっと暖かく過ごせます。





これは、毛布で担架をつくる訓練の様子です。

2本の「物干し竿」と「毛布」でちゃんと人を持ち上がります。
これは私も覚えておこうと思いました。



                        【 明日につづく 】


 
2008.01.19
こんにちは。

それでは、昨日に引き続き、阪神淡路大震災の
当日の朝からの様子をお話ししたいと思います。

----------------

朝の地震発生から、数時間・・・
徐々にライフラインは弱ってきます。

実は、地震発生直後は、も使えました。
でも、それは貯水タンクに貯まったものを使うことができただけで、
既にこの時点で、水の供給機能は停止していました。


家族の中で自然と、役割分担を行ないました。
私の役目は「情報収集」。

当時は携帯電話なんかはありませんので、
団地内のいろんな人から「給水車はいつ来るのか?」など
情報を聞いて回りました。


・・・実は、この日の情報は非常に錯綜していました。

「〇〇中学校に△時に給水車が来るらしいぞ!」

「いや、俺は◇◇小学校に■時って聞いたぞ!」


このように様々な情報が飛び交い、その都度、それを信じて並びました。
(結果、給水車が来たのは、その日の夜遅くになってからでした。)



そして、もうひとつ大変だったのは、トイレの水です。

便器そのものと、排水機能は生きていたので
使うことはできましたが、レバーを引いたところで水は出ません。

・・・かといって、給水車で手に入れた飲料水を使うことはできません。


そこで、役に立ったのが、川の水 です。

私たちの団地は、海沿いにあったため、
そこに流れ込むヨットハーバーを有した川がありました。
(この川があったことは本当に救いでした。)


ただ、河岸整備されていて、バケツをもっていっても、
水面に手が届かず、水を汲むことはできませんでした。

そこで、ロープを括りつけ、バケツを川に投げ込み、水をくみ上げることにしました。
汲んだ水を大きなバケツに移して、またバケツを投げ込む・・・

この生活は3週間続きました。


------------

・・・まだまだ、お伝えしたいことはあるのですが、
今日お話しするのは、ここまでにしたいと思います。
(毎年、この時期には地震にまつわる話をしたいと思います。)


私たちの地域のライフラインは、一見ダメージが無いように見えました。
でも、実は使えない、、、ということがあるのです。



地震はいつ起きるかわかりません。

仮に地震があったとして、自分たちの住む和光市が
“被害の大きな地域”
になるのか
“被害の少ない地域”になるのかは、予測することもできません。

でも、様々な想定をして、対策を講じる必要があります。


これからも、議会などで問題提起をしていきますので、
皆さまも防災に関するアイディアやご経験があれば、
是非お知らせいただければと思います。



 





2008.01.18
こんばんは。

昨日お話ししたように、今日・明日の2日間、
私の阪神淡路大震災の経験を少しお話ししたいと思います。

----------------

13年前―1995年、
当時、私は中学3年生、高校受験を控えた時期でした。

兵庫県の公立高校は、「総合選抜方式」といって
住んでいる地域以外の高校を受験することはできない仕組みになっていました。

なので、「高校受験」・・・といっても、ようやく1月になって
慌てて本腰を入れ始めたような状況でした。

地震の前日も勉強を少しやって、
「よし、明日から気合を入れて勉強するぞ」と、
翌日にあのような地震があるとは思いもせず、布団に入りました。


1月17日 午前5時46分・・・

ズズズズ・・・・

最初は、寝ぼけているのか何なのかわからず
ただ、布団で横になったまま、違和感を感じました。

その直後、ゴゴゴゴー!!!・・・

「地震だ!!」と感じましたが、動くのは、目と思考だけ。
あまりの振動に、立ち上がることすら出来ません。

(※よく地震の際には、「物の倒れない場所に移動しましょう」と言いますが、
 多分震度6を超えると、そう簡単には起き上がることもできないと思います。)


私の部屋にはピアノがありました。
そのピアノが、大きく揺れて倒れそうになりながら、徐々に移動して近づいてきます・・・

「立ち上がらなきゃダメだ!」― 

頭でわかっていても
揺れで体がいうことを聞きません。。。

その時―
両親が、床を伝いながら「大丈夫か??」と来てくれたのでした。

安心したのと、ようやく揺れが落ち着いてきたのもあって、
ようやく立ち上がることができました。


その後、家族でリビングに集まりました。
確か私の記憶では、地震直後にはテレビは点きました。

時々刻々と新たな映像が映し出されるのを見て、
あの瞬間に何が起きたのか、ようやく把握することができました。


その後、家族と話し合った結果、
私がとりあえず中学校に向かうことになりました。

「多分休みだろうな。。。」とわかっていながら、
制服に着替え、家を出ました。


すると、外の光景も昨日までとは変わっていました。
地面が沈んで いたのです


私の住んでいたのは、埋立地に建設された団地で
15階建ての建物30棟以上で構成されていました。

建物の部分は、土台がしっかりしていたから
そのままの位置を保っています。

・・・しかし、それ以外の公園や駐車場の部分は、本来あった場所から
約70cm~1m近く沈み込んでいたのです。


そして、中学校に辿り着くと、同じように様子を確かめに来た
生徒が校門に集まっていました。

でも、グランドは大きくひび割れ、授業どころでないのは一目瞭然でした。。。。


家に帰って状況を伝えると、そこから先は少し冷静になり

・トイレをどうするか?
・飲料水をどうするか? etc


この先、どうすればいいかという具体的なことを考えなければなりません。


・・・・・・・・・・さて、この続きはまた明日お話ししたいと思います。  つづく









2008.01.17
こんばんは。

今日1月17日は、阪神淡路大震災が起こった日です。
あれから13年が経ちました―


当時、私は兵庫県の西宮市で暮らしていました。

震源や最も被害の大きかった地区とは少し離れていますが、
あの時のことは今もハッキリと覚えています。


私のホームページでも綴っていますが、
政治家を志した原点もこの阪神大震災にあります。

※詳細については・・・
『政治を志した“原点”』
http://inouewataru.com/data/policy1.html

もしくは、『配るホームページ 第3号』
http://inouewataru.com/data/kubaru-3.html


今後の議会でも、私は「防災」については取り上げていきたいと思っています。
(その議論の過程なども、その都度、ご報告してまいります。)

今週は、明日以降、シリーズのような形をとって、
当時の私の経験をこのブログで綴っていきたいと思います。



 



2007.12.03
こんばんは。

今日は、議会棟にて12月議会の一般質問のための
「答弁調整」を行なってきました。

 この答弁調整は、これまでにも何度かお話しさせていただきましたが、
一般質問で取り上げる議題を担当している部署の職員と
「どういう質問を行うのか?」「この質問の趣旨は何か?」などの
打ち合わせをすることをいいます。


今日は、①企画部⇒②市民環境部⇒③保健福祉部⇒④建設部 と
答弁調整を行ないました。

今回のテーマは、この4部署に関わっています。

短いところは、30分も掛かりませんでしたが、
長い部署とは、1時間30分くらい掛かりました。

この答弁調整を終えた段階で、
原稿の下書き 追加で調査や資料調べを実施 原稿(本稿)つくり 
に進みます。

これらが終わったら、何度か原稿読みを行うようにしています。

何分くらい掛かるか把握しておかないと、
本番になって時間が余ったり足りなかったりするからです。

時間を出来る限り有効に使って、有意義な質問時間にしたいと思います。



【追記】

昨日(12月2日・土曜日)は地元団地の「防災訓練」でした。

煙体験 ・ AED訓練 ・ 人工呼吸&心臓マッサージ ・ 消火器訓練を
消防の協力で行ないました。


今回新たな取り組みだったのは、

=リアカーの組み立て=

  


そして、

=発電機の作動訓練=

 

でした。

リアカーは、以前に組み立てをやったことはありましたが、
発電機を使ったのは初めての経験でした。


  
 
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