井上わたるの和光ブログ

和光市選出の埼玉県議会議員。埼玉県政や和光市のことをわかりやすく伝えます。

2009.04.15
こんばんは。

今日は、和光市の自然の景色を2か所、ご紹介したいと思います。
いずれも市民の方によって管理(=協働型委託)されている場所です。

1ヶ所目は「上谷津ふれあいの森」です。

場所は、外環側道を幸魂大橋の方へ走っていくと、
新倉北地域センターの手前で下る場所があります。そこです。


もとは、ゴミや資材などが置かれてしまっていたのですが、
今では・・・・





木漏れ日の差し込む、綺麗なになっています。


この写真に階段が写っているのがわかるかもしれませんが、
上に上ることが出来ます。

外環のすぐ横なのに、木々が音を吸うため、とても静かです。
私はこの場所がとても好きです。



そして、今日行ってきたのが
「午王山 特別緑地保全地区」です。


午王山・・・って皆さん、読めますか?

『ごおうやま』・・・ではありません。『ごぼうやま』と読みます。


山、というだけあって、周り(例:和光高校)を望むことが出来る
台地の上です。


  午王山の上から撮影


もともとは東武鉄道の所有地でしたが、
平成16年に市が取得して、特別緑地保全地区に指定しています。


もともと、雑草が生い茂っていた斜面林は・・・



今では、市民(=新倉午王山の会さん)の手で、芝生や芝桜が植えられ、
とても綺麗な花を咲かせていました。



普段は、この午王山は閉鎖しているのですが、
今週の日曜日まで、一般公開しています。


今日は天気も良く、絶好の鑑賞日和でした。
日曜日(=19日)まで公開しているので、是非行かれてみてはどうですか?



最後に、牛王山植物あてクイズ。


[ 問題 ]    この植物の名前、わかりますか?






[ 答え ]       「ウラシマ草」です。

ちょろっとツルのようなものが生えていて、まるで
釣り糸を垂らした浦島太郎のようだ・・・ということでその名前が付いたそうです。






2009.02.02
こんばんは。

昨日は、「生物多様性の視点からの環境再生と環境会計」という
勉強会へ参加してきました。

会場は、和光市です。

和光市からは、須貝議員、松本議員、そして私が参加しました。



和光市の北側、荒川に近い所に「アクシス」という
施設があるのはご存知ですか?

1階が運動施設で、2階は会議室などに使えます。

座学をそこで行い、フィールドワークをその近くにある
市民農園(=アグリパーク)内の「ビオトーブ」 で行なうのです。


午前中の座学は、主に「会計」の基礎と
環境問題の本質を学ぶ内容です。(ブログの最後のほうで触れます。)

午後からは、アグリパークに移動して
フィールドワークです。




市民農園の真ん中には、こうしたセンターがあります。

ビオトープはそのすぐ横にあります。
これがその写真です。




ビオトープとは、
「bio=バイオ=生物」  そして  「top場所」

という言葉から来ており、「生き物の生息場所」という意味です。

写真では、ただの池・・・のように見えますが
そうではないんです。

生き物には、浅い水位を好む生物もいれば、深い水位が好きな生物もいます。
暗い環境を好む生き物もいれば、明るいところが好きな生き物もいます。

そうした様々な生態を考慮して作られたのが
ビオトープなのです。





フィールドワークの様子です。
網を使って、ビオトープの底をさらうようにすくっていきます。


このフィールドワークでは、
「このビオトープに今、どれくらいの生物が、何種類くらいいるか?」を調べました。

つまり、ここの生物の種類を見ることで今のビオトープの状態が、
どれくらい多様な環境を作りだしているか検証できる
のです。

例)
●生物の種類が多い⇒多様な環境がつくれている。
●生物の種類が少ない⇒限られた環境しか、つくれていない。


様々な種類の生物が見つかりました。

ヤゴ(=トンボの幼虫)も、全部で20~30匹くらい。

種類も「明るいところが好きなヤゴ」、「暗い所が好きなヤゴ」・・・と
全ての環境の存在を示すヤゴがいました。

メダカ も20匹くらい見つかったと思います。


ちなみに。

           

<右>が井上が見つけたヤゴ   <左>は松本議員が見つけたメダカ

です。


池や水辺でこうして遊ぶのは本当に久しぶりで楽しかったです



最後に。

「環境会計」ってのは、ざっくり言うと
環境の回復度を示す単位のことです。


例えば・・・

ある場所に、放置され、うっそうとした「森」があるとします。

その森をかつての、手入れが行き届き、
明るい木漏れ日が差し込む姿に戻したいとします。


すると、その姿を思い浮かべますよね。
それを<基準>とします。


そして、現在の状況がその基準=理想の姿から
どれくらい離れてしまっているかを数値化するのです。


吉田先生って方が提唱されているのですが、
その単位を「kikyo」(=「ききょう」と読みます。意味は「帰郷」から来ているそうです。)
と表します。


当然、うっそうとしている<現状>は、<基準>より良くないわけですから
マイナス 200 kikyo とかになるわけです。

(細かい算出方法は省略します。

でも、例えば「トンボの生育数」が計算式に入っていたりと
とてもユニークな計算方法ですよ。)



この森に手を加え、環境を整えていくと森はかつての姿を取り戻していくと
数値は上昇していきます。例えば、プラス 400 kikyo になるわけです。


この環境会計は、数値化して、環境改善度を測ることが目的ではありません。

個人や自治体が環境への取り組みを行なった結果、
どれくらいの成果が得られたかを測ることができるのです。

いくら多くの予算を費やしても、この改善度=Kikyoが低ければダメです。

その視点から、
「取り組んだ方法」や「担当した部門の能力」、
さらには「首長の意識」も客観的に分析することが出来るというわけです。


丸一日の講義は、非常に有益な機会だったと思います。



そして・・・。

担当の方が最後に言ってくれた言葉。


「和光のビオトープにこれだけの生物がいるということは
市内にまだまだ生物がいるということ。

宅地化が進んでる・・・と諦めないで
是非環境を守っていってくださいね。」

を胸に刻んで、今後も取り組んでいきたいと思います。



  
2008.06.09
こんばんは。

和光は夕方、すごい雨と雷でした・・・。


今日は議会の準備をしていました。
夕方、議会棟での仕事があったので出掛けました。


今日みたいに雨予報の日は、
普段、自転車移動の私も車で出掛けます。


仕事は予定より早く片付いたのですが、
しばらく議会棟で雨脚が強くなってきたので、
落ち着くのを待っていました。


「さて・・・そろそろ落ち着いたかな」 と思って、駐車場に向かいました。

すると、見たことのない光景が・・・




・・・この写真、わかりますか??

駐車場を写した写真ですが、奥の建物のライトが
地面に映ってますよね?

これ、実は「地面」じゃなくて「水面」なんです。


市役所の駐車場は、高さが変えて作られているので、
低いほうに水が貯まります。

その様子は、まるで海のよう (苦笑)
7~8cm くらいまで、水かさがありました。





これは市役所の光が水面に映った様子です。


・・・私の車は、その「海」の中に取り残されてしまいました。

仕方がないので、靴や靴下を脱いで裸足で車まで水の中を歩きました。


皆さまも雨の日に市役所の駐車場を利用するときは、
市役所に近い、一段高い部分をご利用になることをお勧めします。




   
2008.06.07
こんばんは。

この週末は、来週の議会の準備を進めています。


さて、今日のタイトルですが、
毎年この時期、市内のツバキやサザンカの葉に
毛虫 が発生しています。

写真も撮ったのですが…あまりにリアルなので
絵にしました





私の画力ではうまく伝えられないかもしれませんが、
この毛虫は、チャドクガ という蛾の幼虫です。

ツバキやサザンカの葉に生息しています。


・・・ですが、決して触らないでください!!


この毛虫は、例えばその死骸に触れてもダメです。


なので、対処法は、

・枝や葉ごと除去する。
      ↓
・「燃えるゴミ」に出す。

ということになります。


市役所もこの時期、チャドクガへの対処をしてくれています。


「市道沿い」であれば ⇒ 道路安全課

「公園」であれば ⇒ 都市整備課

「市役所庁舎内」であれば ⇒ 総務課


といった具合に、連絡先が違って面倒ではありますが、
チャドクガに気付いたら、市役所に相談をしてみてください。


※私へのご連絡でもOKです。
現地を見た上で、私からも市役所に相談致します。

※※なお、私道や私有地の場合や時期などの関係で
対応できない場合もあるかと思います。ご了承ください。







   
2008.05.18
こんばんは。

金~日曜日、「緑化まつり」が開催されました。

これまでは、この時期に開催していた「市民まつり」と
一緒に開かれていたのですが、
今年から市民まつりが秋に開かれることになったため、単独開催です。


その中で、関心を持った展示があったので
紹介させてください。


「和光市環境づくり市民会議」という団体がまとめた

和光市の緑地の変化 です。 


      

(写真が小さいのでクリックしたら拡大できます。)

茶色…田畑
緑色…樹木
黄色…草地・荒地  


左の写真が<1991年>     右の写真が<2006年>



       


写真を写した角度が違うので、少し見にくいですが、
明らかに、田畑、樹木、草地・荒地 が減ってるのがわかります。


次の10年で、この地図から 田畑、樹木、草地・荒地 が無くなって
しまわぬようにしていかなければいけないですね。




   
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